【医療/医学ニュース】2017-2018冬 part3

≪概略≫
1.「M―CHAT」
2.米国人の寿命
3.「骨髄間質細胞」
4.「寄生虫」
5.「ゲーム障害」
6.遺伝子検査ビジネス
7.実用志向
8.スキンシップ
9.川崎病
10.「親指多指症」

注目ワード【寄生虫】 
寄生生物の内、動物に分類されるものを【寄生虫(寄生動物)】、
植物に分類されるものを寄生植物という。
体表面に寄生-外部寄生虫。体内に寄生-内部寄生虫。
寄生虫に寄生される生物を『宿主』といい、
寄生バエなどの『宿主』を食い尽くす生物を「捕食寄生者」と呼ぶ。

1: しじみ ★ 2017/12/27(水) 04:52:46.17 ID:CAP_USER
子どもの発達障害を早期に発見するため、
国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)が作成した幼児の検査法「M―CHAT」が全国的に広がりを見せている。

 専門家は早期発見後、早期の療育につなげることの重要性を指摘している。

 23項目の質問からなるM―CHATは約10年前、
同センターの神尾陽子・児童・思春期精神保健研究部長らが日本語版を作成した。
発達障害の中で最も幼いうちからあらわれる自閉症スペクトラム障害を発見するツールで、1歳6か月から3歳が対象だ。

 東京都江戸川区は3年前、M―CHATを導入した。1歳6か月児歯科健診で、
23項目から主な八つの質問を抜き出した簡易版をもとに、「何か欲しいものがある時、
指をさして要求するか」などを尋ねる。一つでも「いいえ」があればM―CHATを使って、母子相談を続ける。
その結果、必要があれば、区の育成室や医療機関などにつなげている。

 M―CHATの有効性は国内の健診による長期追跡調査で検証されており、
厚生労働省障害児・発達障害者支援室も「科学的に信頼できる早期発見ツール」として普及を進めている。
乳幼児健診で2014年度に活用した市町村は全国で124か所だったが、16年度には274か所に増えた。

 ただ、全体の15・9%とまだ少ない。発達障害では早期療育が有効とみられており、
神尾部長は「症状が改善できれば、本人も家族も社会も幸せになる。
早期発見、早期療育の適切な手法を全国的に普及させたい」と話している。

 ◆発達障害=対人コミュニケーションや場面に合わせた柔軟な対応が不得意な「自閉症スペクトラム障害(ASD)」、
じっとしていることが難しく、衝動的な行動が見られる「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」、
読み書きや計算が苦手な「学習障害(LD)」などがある。約6%の人に発達障害があるとされる。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171225-OYT1T50066.html

2: 名無しのひみつ 2017/12/27(水) 05:26:17.76 ID:NeG2DurX
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)の国立衛生統計センター(NCHS)はこのほど、
2016年の米国人の平均寿命が78.6歳で、前年より0.1歳短くなったとの調査結果を発表した。
平均寿命が前年を下回ったのは15年に続いて2年目。2年連続の短縮は1962~63年以来、
50年以上起きていなかった。

NCHSの死亡統計部門の責任者は、
2年間のデータだけでは米国人の寿命が全体として短縮傾向にあるとは言い切れないとしたうえで、
懸念材料であることは確かだと指摘。
特に、鎮痛剤として処方される「オピオイド」を中心とした薬物の過剰摂取による中毒死が心配だと語った。

今年のデータは今のところ、年初からのほぼ半分が明らかになっているが、
薬物関連の死亡は増え続けていることがうかがえるという。結果として平均寿命が3年連続の短縮を記録すれば、
100年前にスペインかぜが流行した時以来の現象となる。

NCHSの報告書によると、昨年の米国人の寿命は男性が76.1歳、女性が81.1歳だった。
死因で特に多いのは心疾患とがんで変わらず、これに上位10位までのうち慢性の下部呼吸器疾患、
脳卒中、糖尿病、インフルエンザと肺炎、腎臓疾患を加えた計7項目は死亡率が下がっていた。
上昇したのは不慮の事故とアルツハイマー病、自殺の3項目だ。
不慮の事故に含まれる薬物の過剰摂取では、昨年1年間に6万3600人が死亡した。

続きはソースで

CNN


3: 名無しのひみつ 2017/12/27(水) 05:34:04.59 ID:RByG/Qp+
■後遺症の改善に期待

 脳梗塞の患者の脳に、本人の骨髄から採取した細胞を注入し、神経の再生を促す国内初の臨床試験(治験)が、北海道大病院で行われている。
富山大大学院医学薬学研究部(医学)脳神経外科学分野の黒田敏教授(56)が北海道大と共同研究している。
注入した細胞は、傷ついた部位へ移動して神経細胞に分化すると考えられており、
手足のまひなどの後遺症を改善させる再生医療として実用化を目指す。(社会部・荒木佑子)

 脳梗塞は、血管が詰まってから脳神経組織がダメージを受けるまでの時間が非常に短い。
まひなどの原因となる傷ついた神経組織を再生させる治療法は確立されておらず、有効な治療法の開発が求められている。

 治験では、発症2週間以内に、患者の腰の骨に針を刺して骨髄の中にある細胞集団「骨髄間質細胞」を採取。
培養して増やした後、脳内に直接注入する。培養は、健常なボランティアから得た血小板を使って行う。
11月までに2人の手術を終えており、計6人に実施予定。1年間にわたり有効性や安全性を確かめる。

 黒田教授は前任地の北海道大時代の2000年ごろから、この治療法に関する研究を始めた。
これまでの動物実験で、脳内に注入された骨髄間質細胞は、脳梗塞で傷ついた部位の周りに移動し

▽神経細胞に分化する
▽栄養因子を出して運動機能を回復させる
▽炎症を抑える物質を出す-という複数のメカニズムで回復を促すことが分かってきている。

 投与した細胞の動きは磁気共鳴画像装置(MRI)で追跡し、
脳の機能は陽電子放射断層撮影(PET)でチェックする。
黒田教授は「細胞を培養する施設があれば可能な治療なので、最終的に効果が確認できれば、
富山大附属病院をはじめ全国の中核的な病院で実施できるようにしたい」と話している。


◆脳梗塞◆
 脳の血管が詰まって酸素や栄養が供給されなくなり、脳神経組織が傷つく病気。
国内では年間約30万人が新たに発症するとされる。
多くの人が亡くなったり、手足のまひや言語障害などの後遺症に苦しんだりしている。
前兆として、ろれつが回らない、片側の手足に力が入らない、
言葉が出なかったり理解できなかったりするなどの症状が一時的に現れる「一過性脳虚血発作」がある。

関連ソース画像
no title

北日本新聞ウェブ


4: 名無しのひみつ 2017/12/27(水) 05:38:04.77 ID:JHzddCp9
<11月13日に板門店で韓国に亡命した北朝鮮兵。重傷を負っており手術を受けたが、
体内にいた大量の寄生虫に注目が集まった。背景には、国を挙げて行われる「人糞集め大作戦」がありそうだ>

13日午後に朝鮮人民軍(北朝鮮軍)兵士1人が、板門店の共同警備区域(JSA)から韓国側に亡命してから3日。
その過程で北朝鮮側から銃撃を受けた兵士は重傷を負い、ヘリコプターで病院に運ばれ、16日までに2度の出術を受けた。

執刀した韓国の外科手術の権威、亜洲大学病院のイ・グクチョン教授は韓国メディアの取材に、2回目の手術後、
兵士の容態は多少よくなったが、心肺機能が完全に回復せず意識がない状態が続いており、
1回目の手術から10日(今月23日)ほど経たないと何とも言えない状況だと語った。

イ教授の話で、メディアの注目が集まったのが「寄生虫」だ。

世にも奇妙な光景
この兵士の大腸には大量の便が残っており、銃撃による傷口から漏れ出て腹腔を汚染してしまった。
さらには便に混じり、最長で27センチの回虫が数十匹発見されたというのだ。
回虫が小腸を食い破ることで合併症の危険が高まるため、目視で除去したとのことだ。

「外科医師になって20年以上になりますが、
韓国人の患者の大腸、小腸でこれほど大きな寄生虫は見たことがありません。韓国社会ではまず見られない現象です」(イ教授)

韓国寄生虫撲滅協会(現韓国健康管理協会)が寄生虫調査を始めた1971年、
韓国国民の回虫感染率は54.9%にのぼった。しかし、1981年には13%まで下がり、1992年には0.3%、2016年には0.05%となっている。
ただ最近では、無農薬野菜、魚の生食による寄生虫感染が問題になっている。

ちなみに日本の学校衛生統計によると、寄生虫卵感染率は1947年の70.92%から、1962年には10%以下になっている。

寄生虫感染率が急激に低下したのは、下水道設備の整備、衛生教育の徹底、洗剤の普及に加えて、
化学肥料の普及により下肥、つまり人糞を発酵させた肥料を使わなくなったことが大きい。

尿素が多く含まれる下肥は、中国やギリシャでは紀元前から使われていたという記録がある。
集めた糞尿を夏は1~2週間、冬は3~4週間発酵させて使うが、
これが不完全だと様々な菌や寄生虫が残ったままで作物に使われ、人体に取り込まれる。
化学肥料の発達や疾病予防運動で、メリットよりデメリットが大きくなった下肥は急速に消えていった。

ところが、未だに下肥が大々的に使われている国がある。手術を受けた兵士の祖国、北朝鮮だ。

北朝鮮の肥料消費量は年間155万トンだが、実際の生産量は50万トンにとどまっている。
不足分は中国から輸入しているが、それだけでは需要を満たせない。
そこで北朝鮮当局は毎年「堆肥戦闘」つまり「人糞集め大作戦」を繰り広げるのだ。

毎年1月になると、当局は国民に人糞集めの過酷なノルマを課す。
筆者が会ったある脱北者は、
「北朝鮮国民は、日本や韓国では想像もできない苦行を国から押し付けられるが、堆肥戦闘こそ本当の地獄だった。
あれだけは死んでもやりたくない」と語っていた。

人糞集めは、ノルマを達成できなければペナルティーが待っている。
そのため人糞には値段が付き、商品として市場で取引される。
人糞を巡ってブローカーが暗躍、さらにはワイロまでが飛び交う世にも奇妙な光景が現出するのだ。

ただでさえ大変な堆肥戦闘だが、来年はさらに熾烈なものになりそうだ。
経済制裁による外貨不足に加え、北朝鮮当局が、窒素肥料の生産、輸入を禁止したからだ。
窒素肥料の原料である硝安(硝酸アンモニウム)に、軽油を混ぜれば爆発物ができる。
金正恩党委員長は、自らを狙う「斬首作戦」に使われるのを恐れているのだろう。

それにしても、北朝鮮の下級兵士らは食糧の横流しによる栄養失調や、
性的虐待の横行などに苦しめられているというが、いったい何があって、
この兵士はJSAの突破などという無謀な行動に出たのだろうか。

兵士が回復しなければ、その謎はずっと解けないままになるかもしれない。

画像:板門店で韓国側から Kim Hong-Ji-REUTERS
no title

ニューズウィーク日本版


5: 名無しのひみつ 2017/12/27(水) 05:40:45.74 ID:JHzddCp9
(CNN)
2018年以降、ゲームへの過剰な熱中は精神衛生障害と分類されるかもしれない。
世界保健機関(WHO)が改訂作業を進めている疾病に関する国際統計分類(ICD)第11版の草案で、
精神衛生症状の項目に「ゲーム障害」が盛り込まれた。
WHOの草案では、ゲームに熱中するあまり「個人、家庭、社会、教育、
職業あるいは他の重要な機能分野に重大な障害をもたらす」行動パターンの持続あるいは再発を「ゲーム障害」と定義。
特徴的な症状として、抑制が効かなくなり、たとえ悪影響が生じてもゲームの優先度が高くなる状態を挙げている。
一般的には、こうした症状が1年以上続くとゲーム障害と診断される。
ただ、症状が重く、全条件を満たしている場合は、それより期間が短くても医師がゲーム障害と診断することもある。
ICD改訂版の草案でゲーム障害の項目に記載されているのは臨床症例のみで、
予防や治療法については記載されていないという。

WHOの広報は、「インターネットやコンピューター、スマートフォンといった電子機器の使用がこの数十年で激増した」と述べ、
「過剰使用に起因する健康問題も報告されている」と指摘。「世界各地で治療を求める需要が高まっている」と解説している。
ICDは世界各国の医療従事者や研究者が、疾病の診断や分類に利用している。
現行版のICDは1990年5月にWHOの意思決定機関で了承され、世界100カ国以上で使われている。
改訂版は2018年5月に発行予定。

CNNニュース

6: 名無しのひみつ 2017/12/27(水) 05:47:19.22
将来的に病気にかかる可能性や太りやすさなどを判定する遺伝子検査ビジネスの実態を調べていた厚生労働省研究班は
27日、妊婦の血液に含まれる胎児のDNAから父親を特定する親子鑑定を10社が実施していたなどとする調査結果を発表した。

 結果次第で人工妊娠中絶につながる鑑定ビジネスが規制もなく広がる実態が浮き彫りになった。

 遺伝子検査には多くの企業が参入しているが、検査の質が担保されない状況が懸念されたため、
厚労省研究班が調査を実施。その一環として、インターネットで親子鑑定を宣伝している業者を調べたところ、
少なくとも10社が、血液を調べる手軽な方法で親子鑑定を行っていた。

 この親子鑑定は、母親の血液と、父親候補の血液や口腔こうくう内の粘膜などを採取して調べる。
日本産科婦人科学会は2013年、法的な措置を除き、
医療を目的としない出生前の親子鑑定に協力しないよう会員に求めている。

続きはソースで

読売新聞

7: 名無しのひみつ 2017/12/27(水) 05:48:43.09 ID:JHzddCp9
〈東工大栄誉教授・大隅良典氏〉

〈日本のイノベーション政策の中に科学はない〉

 ー科学にも実用志向が求められるようになりました。
生命科学は薬剤設計に反映しやすく、基礎と応用が両立しやすい分野です。
 「生物学が医学に従属してしまった。医学に役に立たない生物学は存在しないことになっている。
生物学は動物を扱う学問と思っている学生は多く、その学生にとっては植物を扱う研究は生物学に位置づけられていない。
日本の教育の偏った部分なのだろう」

 「科学にとってサポーターの存在は重要だ。天文学はとても多くのファンがいる。
宇宙に憧れ、宇宙やその成り立ち、基礎物理を知りたいという思いが研究を支えている。
そして人間は生き物であり、自分の存在を知りたいと願う人は多いはずだ。
なぜ生物が生きているのか、その成り立ちやメカニズムに迫る研究は多くの人が興味を持つ。
本来、生物学はものすごい数のファンがいて良いはずだ」

 「一方で、人間に結びつかない生物学を意味のない研究と考える人が研究者の中にもいる。
好奇心に応えることだけでなく、科学の波及効果に対して長年『役に立つ』ことを求められてきた弊害が現れている。
理学部はすぐには役に立たないことをやるから存在意義があったが、
いまは学生から『役に立たないことをやっていていいのか』と問われる。科学が育たない状況が生まれている」

 ー応用研究の先生が基礎科学に取り組む例は多く、実学の中の基礎研究としての科学もあります。
 「工学の研究者も、かなりの人が気が付いている。
科学技術の製品応用だけを研究していてもモノにはならないため、基礎に立ち返る先生もいる。
ただ組織が対応できていない」

 「例えば企業で一年ごとにプロジェクトを入れ替えていては研究者の力を引き出せない。
毎年テーマを換えたから成功したという成功談があるだろうか。研究者を浪費していては、新しいものも生まれない。
10年先を見据えた研究が減り、企業の研究力が低下している」

 「M&Aでベンチャーを買収しても、その技術を使う時に日本人研究者の基礎力が問われる。
同じ科学技術立国を目指していても日本とドイツは違い、日本のイノベーション政策の中には科学はない。
科学技術といっても、技術の基礎としての科学、役に立つ科学から抜け出せていない」

 ー科学の基盤を充実させるためノーベル賞の賞金などを基に8月に財団を立ち上げました。
一般から寄付金を集めます。大きな資金を動かすには国などと連携が必要では。
 「投資家や国のファンディング機関などと一緒に仕事をする提案はいくつも頂いた。
身動きがとれなくなるかもしれないと思い、お断りした。小さくても新しい仕組みを作りたい。
何兆円は動かせないが、ひな型を作りたい。
扱う資金が増えても投資効率を求めて集中投資すると、現在大学を貧困にしている最大要因と同じになってしまう」

 ー寄付金は集まりますか。
 「小さな金額を多くの人から集めたい。幸い賛同者は多い。
毎月1000円を寄付してくれる方や100万、200万円を寄付してくれる方もいる。
何十万人の人に少しずつ協力してもらうことが重要だ。
一方で、ごく少数ではあるが数千万や億単位の寄付を頂くこともある。こうした寄付が活動のベースとなっている。
金額よりも多くの人に支えられる財団でありたい」


関連ソース画像
no title

newswitch
続く)
続き)

〈科学雑誌も“週刊誌”の一つ〉

 ー人が増えるとエキセントリックな方に成果が乏しいと糾弾されるリスクが増えます。
国の投資機関と組んだ方が運営は楽では。
 「その点も議論してきた。その上で財団を市民と科学の接点として機能させたい。
実験教室や研究室訪問に日々対応すると、小さな研究室は研究ができなくなる。
寄付を通して科学に関わり、市民にとって科学を身近なものにしたい。
効率だけを求め、それに反する人を攻撃するような社会から脱却するきっかけになれればと思っている」

 ー研究者が論文数や被引用数で評価される環境で研究者は科学に取り組めますか。
 「若手は論文の数や、雑誌のインパクトファクター(文献引用影響率)で研究テーマを選ぶようになってしまった。
自分の好奇心ではなく、次のポジションを確保するための研究だ。
自分の軸を持てないと研究者が客観指標に依存することになる。だが論文数などで新しい研究を評価できる訳ではない」

 「例えば一流とされる科学雑誌もつづまる所、週刊誌の一つだ。
センセーショナルな記事を好み、結果として間違った論文も多く掲載される。
彼らにとって我々がオートファジーやその関連遺伝子『ATG』のメカニズムを研究していることは当たり前だ。
その機構を一つ一つ解明するよりも、ATGが他の生命現象に関与していたり、
ATGの関与しないオートファジーがあるという研究の方が驚きをもって紹介される。
研究者にとってインパクトファクターの高い雑誌に論文を掲載することが研究の目的になってしまえばそれはもう科学ではないだろう」

 ー現在の客観指標は評価方法としては不完全ですが、専門外の研究を評価できる研究者は多くないのでは。
 「視野の狭い研究者ほど客観指標に依存する。
日本の研究者は日々忙しく異分野の論文を読み込む余裕を失っている面もある。
だが異分野の研究を評価する能力が低くては、他の研究を追い掛けることはできても、
新しい分野を拓いていけるだろうか。研究者は科学全体を見渡す能力を培わないとダメになる」

 「例えば地方大学で若手を公募すると100人、200人の応募がある。
とても一人一人を審査しきれず、有名雑誌に掲載され論文数の多い人から選ばれることになる。
だが東大や京大の大きな研究室で研究ができても、地方大の資金繰りの厳しい環境で知恵を絞る研究に向かない。
2-3年、研究予算を確保できずに科学を諦める人もいる。
そして予算申請に何年も『役に立つ』と作文を続けていると、その気になっていく。
これを一概にけしからんとはいえない」

続きはソースで

newswitch

8: 名無しのひみつ 2017/12/27(水) 05:52:44.64 ID:JHzddCp9
赤ちゃんは、体を触りながら話しかけると脳の活動が活発になるという実験結果を、
京都大の明和みょうわ政子教授らのグループがまとめた。

 乳児期の発達にスキンシップが重要なことを裏付ける成果という。15日の国際科学誌電子版に掲載された。

 実験は、生後7か月の乳児28人を対象に実施。まず、大人がわきをくすぐりながらある単語を話しかけ、
続いて別の単語をくすぐらずに話しかけた。
その後、スピーカーでこれらの二つの単語を聞かせ、脳波を測定したところ、
くすぐられながら聞いた単語を流した時の方が、言語に関係する左側頭部の活動が活発になった。

 単語は「とぴとぴ」「べけべけ」という普段聞き慣れない言葉のため、脳波の違いは、
くすぐりの有無の影響とみることができるという。
明和教授は「乳児期に積極的にスキンシップを取ることが、脳の発達に役立つ」と話している。

読売新聞


9: 名無しのひみつ 2017/12/27(水) 06:11:44.99 ID:ytnZlMvD
全身の血管に炎症が起こる川崎病の患者数が近年急増し、2015年には最多の1万6323人に上った。東京都練馬区に住む小学2年の男児(8)は3歳の時にかかり、首のリンパ節が腫れて痛み、高熱が9日間続いた。今も心臓の血管に後遺症があり、毎日薬を飲んでいる。川崎病の今を探る。

〈乳幼児に多く、原因不明…冬に患者数増加〉

川崎病が近年急増…発症から10日以降も熱続けば、心臓血管に瘤できやすく
画像の拡大
 川崎病は、4歳以下の乳幼児に多い。主な症状は、

〈1〉発熱
〈2〉両目の充血
〈3〉唇が赤くなり舌がイチゴ状にぶつぶつになる
〈4〉発疹
〈5〉手足が赤く腫れ熱が下がると指先の皮がむける
〈6〉首のリンパ節が腫れる――の6項目。

うち5項目以上で診断され、それに満たない場合は不全型とされる。

 川崎病は、小児科医の川崎 富作とみさく さんが1960年代に世界で初めて発表し、この名がついた。
発症後、心臓の冠動脈に 瘤こぶ ができやすいのが特徴で、患者の約2%に後遺症が出るといわれる。
瘤により将来的に血管が狭まったり、血栓が詰まったりして、心筋 梗塞こうそく や狭心症になる危険がある。

 患者は、医師や国民に認識が広がり数が増えた70~80年代にも、1万人以上となることがあったが、
その後も増え続けている。発症の原因がわからず、増加の理由も不明だ。全国調査によると、冬に患者数が増加し、
季節ごとに変動が大きい。親子や兄弟で川崎病を経験するケースもある。

 調査を行う自治医科大教授(公衆衛生学)の中村好一さんは、「何らかの感染が引き金となり、
遺伝的に感受性の高い人が発症する可能性がある」と話す。

 この男児は、当初、ロタウイルスに感染。下痢などとともに川崎病の症状も出て、熱は40度を超えた。
病院で、炎症を抑える免疫グロブリン製剤の点滴を2回行ったが症状は治まらず、
発症から10日目にステロイド薬を使うと熱が下がった。

 その後、冠動脈に瘤ができ、10ミリまで大きくなった。
今は、血栓ができないように血を固まりにくくする薬を飲み、大きなけがをしないよう気をつけている。

 瘤は、発症から10日以降も熱が下がらないと、できやすくなる。早く炎症を止め、
10日目までに熱を下げるのを目標に治療する。

〈治療には長短〉

 免疫グロブリン製剤で8割程度の患者は熱が下がる。
下がらない場合、免疫グロブリン製剤の追加、ステロイド薬の使用、インフリキシマブの使用、
血中の特定の成分を取り除く 血漿けっしょう 交換などがある。インフリキシマブは、
「生物学的製剤」という種類の薬でリウマチ治療薬などとして知られるが、2015年に川崎病にも使えるようになった。

 ただ、ステロイド薬は瘤ができてからでは悪化させる可能性があり、血漿交換を行うには数日かかるなど、
どの治療も長短がある。

 多くの患者を治療してきた横浜市立大学病院の小児科医、伊藤秀一さんは、
「免疫グロブリンを使った治療が効かない場合、その患者に有効な治療法を迅速に見極め、
10日目までに熱を下げることが数十年後の患者の健康につながる。異常に気付いたら早めに受診してほしい」と語る。

 男児は、両親とともに川崎病の勉強会に参加している。
母親は、「将来、病気のことを自分で医師に説明できて、薬も飲み続けられるよう、しっかり理解してもらいたい」と話す。

関連ソース画像
no title
no title

yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)


10: 名無しのひみつ 2017/12/27(水) 06:13:51.03 ID:GiOnvaUX
親指の隣にもう一つの親指ができる先天的な病気「親指多指症」で、
これまで切除すれば問題ないとされていた小さい指でも、
生えている場所が手首に近いほど機能障害が起こる可能性があると
京都大医学部付属病院形成外科の斉藤晋講師が発表した。治療法の開発につながる成果という。
論文が28日、米形成外科学会の学術誌で発表された。

親指が2本できる親指多指症は1000人~5000人に1人の頻度で起こる。
原因は不明だが、親指の横に同じぐらいの大きさの親指ができる「非浮遊型」や、小さい親指ができる「浮遊型」、
豆のように小さな親指がぶら下がる「遺残型」などさまざまな形態がある。

 国内では乳児期に手術するケースが多いが、非浮遊型だけでなく、
遺残型でも切除手術後に手に変形や機能障害を起こすことが報告されていた。
そこで、斉藤講師は未解明の解剖学的な仕組みがあると考え、手の筋肉を調べることにした。

 研究では親指多指症の18人の赤ちゃんと中学生1人の手を調査。
超音波スキャナーで、親指の根本にある「母指球筋」を観察した結果、
指が小さくても、もう一つの親指の位置が手首に近いほど筋肉がやせていたり、欠損していたりすることが分かった。
母指球筋は鉛筆を持つなど親指で精密な作業をするのに重要な筋肉で、
形成が不十分な場合は腱などを再建する必要があるという。

 斉藤講師は「今後、より機能的な再建手術の開発を進めたい」と話している。

図:親指多指症の筋肉発達に規則性の研究
no title

毎日新聞

コメントする

名前
URL
 
  絵文字