【医療/医学ニュース】2017-2018冬 part2

≪概略≫
1.スーパーマリオ64
2.脳障害
3.ホメオパシー
4.ヒトTS細胞
5.「隠れ疲労」
6.泣き声
7.「病院間の格差」
8.双極性障害
9.インフルエンザ
10.臨床試験

注目ワード【インフルエンザ】 
普通のかぜとは違い、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性感染症。
日本に於いては流行期(11月~4月)の冬季に、
38°以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、鼻汁、咽頭痛、咳、全身倦怠感などの
症状があった場合、インフルエンザの可能性が高いと考えられている。

1: しじみ ★ 2017/12/24(日) 06:43:46.75 ID:CAP_USER
そんなに甘くはない?

懐かしのNINTENDO64向けゲームの『スーパーマリオ64』は、1990年代に多くの人々の心を沸かせたヒット作となりました。
そして今や、アルツハイマー病などの予防効果があるとして脚光を浴び、世間をにぎわせているようです。

このほど電子ジャーナルのPLOS ONEにて、55歳から75歳の健康な被験者を対象とした、
スーパーマリオ64の効果を謳う研究論文が発表。実験では、毎日30分、週5日、6カ月にわたって、
スーパーマリオ64をプレイし続けてもらいました。その結果、脳の海馬および小脳領域の灰白質が増加し、
記憶力の向上が認められるに至ったと発表されています。

効果を比較検証するため、同じ期間にわたって、ピアノを習って練習を続けるグループと、
なにも特別なことはしないグループも設けられました。その結果、ピアノを続けたグループも、やはり程度の差こそあれ、
脳の海馬および小脳領域で灰白質の増加が観察されています。
一方、なにもしなかったグループは、脳内の灰白質の減少が報告されていますね。

『過去の大々的な研究を通じて、海馬に多くの灰白質を有するならば、
特定の精神神経疾患を抱えるリスクが低下することが判明している。』

同研究チームを率いた、カナダのモントリオール大学のGreg West氏は、こんなふうに語っています。
そして、この論文発表を受けて、一斉に海外メディアでは「スーパーマリオ64をプレイすると認知症予防に(削除済み)」とか
「スーパーマリオ64は脳をアルツハイマーから救う」などの見出しが躍り、ややセンセーショナルな研究結果が報じられました。

でもこれって本当に、そう信じてしまってもよいものなのでしょうか?

今回の研究発表について、ルーマニアにあるバベシュ・ボヨイ大学の心理学者のIoana-Alina Cristea氏は、
大いに懐疑的な意見を表明しています。まず実験規模の小ささについて。彼女は、3グループ全体でも、
わずか33名のみが被験者として報告されていることを問題視しました。
スーパーマリオ64をプレイしたグループにいたっては、当初は15名が選ばれていたのに、途中で11名が棄権し、
追加で4名が加えられた経緯があるんだとか。つまり、公平にランダムなセレクションがなされたというよりは、
そもそもスーパーマリオ64が好きな人たちが選りすぐられてしまう結果になってしまっていると指摘しています。

また、記憶力の向上という効果に関しても、ほかのグループとの比較に疑問が残ると彼女は語っています。
たとえば、脳の灰白質減少が認められた「なにもしなかったグループ」は、
記憶力の低下はテスト結果に表われませんでした。もしかすると、スーパーマリオ64をプレイしようがしまいが、
記憶力には何ら影響がないのでは? そんな厳しい反論もしています。

どうやら今回の研究に携わった当の研究者たちも、あくまでもゲームプレイの効果性を示す小さな一歩に過ぎず、
さらなる大規模な検証を進めるべきだとの見解を有していたそうです。
しかしながら、海外メディアによってスーパーマリオ64の効果が過大に報じられ、
やや当惑してもいるというのが現状みたいですね。

現段階では、お年寄りに慌ててゲームを熱心に勧める必要はないのかもしれません。
とはいえ、ファミコンや64世代には夢のある話題でもあるだけに、スーパーマリオとアルツハイマーの関連性について、
さらなる続報にも期待したいところでしょうか。

GIZMODO
https://www.gizmodo.jp/2017/12/science-did-not-just-prove-playing-super-mario-64-prevents-dementia.html

2: 名無しのひみつ 2017/12/24(日) 07:04:42.82 ID:cJ6A4H7S
亡くなった義理の父が小脳に軽い梗塞発作を起こした後、怒りっぽくなったと周りが気にしていた。
同じようなことは多くの人が経験すると思うが、私たちの行動は全て脳の活動により決まることを考えると、当然の話だ。
実際には、もっとドラマチックな症例が存在する。
鉄パイプが前頭葉に突き刺さって左の腹側正中前頭前皮質(vmPFC)が大きく障害されたあと、
それまでは慎しみ深い紳士的性格が一変し、粗野で凶暴な性格に変わってしまったフィネス・ゲージの症例や、
扁桃体の視床下部を圧迫する脳腫瘍が発生したあと性格が変わり、
ついに母親、妻を含む16人を射殺したチャールズ・ウィットマンの症例は脳科学の本にもよく紹介されている。

今日紹介するバンダービルト大学からの論文は、
これまで脳障害が犯罪を誘発したことが明らかな報告例40例をもう一度読み返し、
現在進んでいる脳内各領域のネットワークと重ね合わせて犯罪につながる脳ネットワークを特定しようと試みた論文で、
米国アカデミー紀要にオンライン掲載された。
タイトルは「Lesion network localization of criminal behaviour(犯罪行動の病変とネットワークの局在性)」だ。

何よりも驚くのは、MRI検査が行われている症例報告を見直すことで、ここまで様々な分析ができることだ。
研究では犯罪者の脳イメージング検査を報告した論文を集め、まず脳に障害を受けた後、
それまで問題なかった人が犯罪に走った例を17人集めている。これまで、ゲージなどについて書いている本では、
犯罪や性格と、特定の脳領域の関係が注目されてきたが、17人集めてみると、障害部位は極めて多様で、
特定の部位を犯罪行動と連関させるのは難しい。

著者らは、障害場所は違っていても、それぞれがネットワークされているのではと思いつき、
1000人の正常人について脳内の結合性を調べたデータベースを利用して、17人の障害部位を重ね合わせると、
ほとんどがゲージが喪失したvmPFCと結合しており、
また多くはdmPFC(vmPFCの上方)とも結合していることを突き止めている。

あとは、見えてきたネットワークの性格や行動との関連を調べて、障害領域がつながる領域が、
1) これまで道徳に関わるとして特定されていた、
価値判断に関わるネットワークやTheory of Mind(他人が自分と同じように考えているという認識位)のネットワークと深く関わること、
2) 功利主義的、非道徳的行動に関わる回路と、不公正を拒否する道徳的回路の両方に犯罪行動と関わるネットワークは連結しており、
功利的or道徳的かの綱引きの最終判断をしていること、
を明らかにしている。 最後に、障害歴と犯罪歴の時間関係がわからないため、
最初の解析から除いた23例について、今回明らかになったネットワークにそれぞれの障害領域が重なるかを調べ、
障害領域が犯罪行為と関わるネットワークと重なることを確認している。

結果としては理解しやすく、結論先にありきかという印象は強いが、
逆にこれまでのデータを掘り起こしてここまでの解析ができるのかと、ビッグデータ時代を感じる。

しかし読んだ後はたと考えると、もしこの話を受け入れて、
すべての犯罪者を脳の多様性という枠で捉えるようになれば、
犯罪者の何をどう罰すべきか考え直す必要があることに思い至る。自分もほんの小さな障害で、
16人の人を殺すかもしれないと想像するなら、
脳の多様性を受け入れる社会と懲罰的死刑を受け入れる社会は両立しないことをもう一度考える必要があると思う。

AASJ

3: 名無しのひみつ 2017/12/24(日) 07:06:22.80 ID:iwuU0HTw
アメリカ食品医薬品局(FDA)は、「ホメオパシー」関連の製品を取り締まる方針を先日発表しました。
ホメオパシーとは、「病気の症状を起こすものをあえて摂取する」などといった根拠の認められていない民間療法のこと。
これまでFDAの施策が寛大だったために、規制をかいくぐって流通していました。

ところが、FDAによればそれも終わりを告げるそうです。発表によると、同局がターゲットにしている製品は、
喉の痛みのためのハーブティーなどという軽いレベルではなく、より深刻な病気を治療できると宣伝されています。
つまり、まともな臨床試験も行なわずに浅い希望だけをパッケージングし、
治療を求めて必死な人々に売りつけているのです。以下は、FDA局長、Scott Gottlieb氏による声明文です。

『近年、ホメオパシーと銘打たれた製品が、一般的な風邪からガンに至るまで様々な病気の治療を謳って、
今まで以上に大きな勢いで販売されています。
その多くで、人々は治癒に無意味かも知れない製品に信頼とお金を預けてしまっています。
無意味なだけでなく、最悪の場合、粗雑な生産や試験されていない成分、
または利用者に適切に公表されていない原材料を使うことで、回復不可能な状態に陥ってしまうかもしれないのです』

これは、Gottlieb氏が局長に就任して初の摘発ではありません。
11月には、ガンを治療、あるいは完全に治癒すると謳ったマリファナベースの製品を販売していた企業4社に、
FDAは警告状を送っています。
また同月、デタラメで、時に危険な治療を行う幹細胞治療クリニックに対する取り締まりも強化すると発表しています。

今回のFDAの発表は、ホメオパシー製品に対してリスクベースの取り締まりを行なうための、
新たなガイドラインの草案が含まれています。

草案では、安全性への疑問が報告されている製品、深刻な病気を治療する製品、「搾取される可能性のある層」に向けられた製品、
そして経口摂取、あるいは塗布以外の方法(注射など)で摂取する製品に注目するとあります。

これは幹細胞治療クリニックに対して提案しているガイドラインと近いアプローチで、
「1つの新たな規制を行なたび、過去の規制2つを緩和しなければならない」と発令したトランプ大統領に対する、
FDA局長の言うところの「規制による規制緩和」の良い一例です。

同局によると、ホメオパシー製品はつい最近まで非常に小さいマーケットでしたが、
現在では30億ドルの価値を持つ業界へと急成長しました。ハリウッド女優のグウィネス・パルトローが起業し、
CEOを務めるGoop(グープ)はその代表ですが、女性の秘部に一日中入れると「気を活性化させる」という翡翠の卵や、
「NASAの宇宙服と同じ材料」で「体のエナジー周波数を調整する」という意味不明なことを謳うただのシールを
120ドル(約1万3千5百円!)で売っていたりしたことでも問題になっています。

そもそもホメオパシーとは、病気に対し「健康な人間が摂取すると、
その病気と同じ症状を引き起こすもの」を摂取することで治療するという考え方。
つまり、症状を抑えるものを摂取する近代医学とは逆ですね。
もっと奇妙なのはここからで、摂取する物質を水で徹底的に薄め、
もはや科学的にいってただの水になったもの(薄めるほど治癒効果が倍増すると考えられている)を砂糖玉に染み込ませ、
患者はそれを摂取するのです。つまり、ただの砂糖を食べているだけです。

ほぼ間違いなく疑似科学ですが、米国では1938年の食品医薬品化粧品法がホメオパシーの工法でできた物を薬品と指定して以来、
国に認可された疑似科学として存在していたのです。
そういった根拠の薄い科学に基づいた医療や薬品を監視しているNGO団体、Center for InquiryがFDA、
および連邦取引委員会(FTC)に対して請願を行なった結果、
FDAは2015年にホメオパシー関連製品の規制について聴聞会を開き、
FTCは去年、ホメオパシー関連製品は証拠なしに効果を宣伝してはならないと発表したのです。

上記のガイドラインの草案が実際に採用されるまで、一般市民からの意見を集める期間が90日間あります。しかし今すぐに採用されてもいいくらい遅すぎる、はじめの一歩といえるでしょう。

Image: Shutterstock
Source: FDA(1, 2, 3), Wikipedia(1, 2), STAT, goop, The Medical Journal Australia

Kristen V. Brown - Gizmodo US[原文]

GIZMODO

4: 名無しのひみつ 2017/12/24(日) 07:12:43.48 ID:/WvOrm5l
胎児に栄養や酸素を供給する重要な器官である胎盤。胎盤幹細胞(TS細胞)は、
自己複製能と胎盤の細胞に分化する能力を持った胎盤由来の特殊な細胞で、
ヒト胎盤の発生や機能を研究する上で有用なツールとなると期待されている。
しかし、これまでにマウスTS細胞の培養法は既に確立されているものの、ヒトTS細胞の樹立は困難とされてきた。

 東北大学の岡江寛明助教、有馬隆博教授のグループは、九州大学の佐々木裕之教授、須山幹太教授のグループと共同で、
ヒト胎盤の主要な構成細胞であるトロフォブラスト幹細胞からヒトTS細胞を樹立することに世界で初めて成功した。

 ヒト胎盤の中に存在する細胞性トロフォブラストは、高い増殖能と多分化能を持つ。
本研究では、細胞性トロフォブラストの増殖が生体内でどのように制御されているのかを理解するため、
ヒト胎盤からトロフォブラストを高純度に分離し、トロフォブラストで機能している遺伝子を網羅的に解析したという。
その結果、細胞性トロフォブラストの増殖を制御する可能性がある因子が判明し、この情報をもとに培養条件を検討したところ、
細胞性トロフォブラストからヒトTS細胞を樹立することに成功した。

 ヒトTS細胞は5ヶ月以上に渡って培養でき、長期培養後も、
ホルモン分泌や栄養・ガス交換に働く合胞体トロフォブラストや、
子宮内で母体の血管の再構築を行う絨毛外トロフォブラストといった細胞へ分化する能力を保つ。
本研究成果は、ヒト胎盤の発生・分化の分子機序や胎盤異常に起因する疾患の病態解明・治療法開発に役立つ可能性があり、
将来的には生殖医療や再生医療に貢献すると期待されている。

論文情報:【Cell Stem Cell】Derivation of Human Trophoblast Stem Cells

大学ジャーナル

5: 名無しのひみつ 2017/12/24(日) 07:13:50.03 ID:xZSvIuO9
〈頑張りすぎに気が付かない「隠れ疲労」の恐怖〉

歳末前の繁忙期、ちゃんと寝たのに朝からグッタリ。そんな読者も多いだろう。
しかし本当に怖いのは「隠れ疲労」だと、東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身氏院長は話す。

――まず、隠れ疲労とは。

疲れがたまっているのにそれを認識できない、疲労感なき疲労です。その先に潜む最悪のケースが過労死や突然死です。

皆さん運動とか体を使ったときの疲れは自覚しやすいけど、たとえばデスクワークしているだけだと疲れたという感覚を持たないことが多い。
大きなプロジェクトを成し遂げたとか、成果を出して昇級したとかで意欲や達成感が高まり、
興奮状態、幸福感や高揚感に包まれていると、脳は体からの警告を無視して疲れを疲労感に変換しないことがある。
前頭葉が容易に疲労感を消してしまうんですね。

すべての疲れは自律神経に負担がかかって発生する

――「疲労感のマスキング」と呼ばれる、隠れ疲労の正体ですね。

脳の眼窩(がんか)前頭野という部分が送って来た疲労データが前頭葉に届く際、
快感物質や興奮物質が分泌されているとそれらの警告をかき消してしまう。自分の健康に自信を持っていて、
かつ仕事が好きでバリバリこなすタイプの人ほど危険ですね。老化が最も激しいのが自律神経。
自律神経の働きを示す「パワー値」(体力)は、10代を100とすると60代は25まで落ちます。
30代ガムシャラにやって成功体験を持つ人が、50代、60代で同じつもりでいたらいずれ破綻し、
過労死や突然死の危険が生じる。

――やりがいや達成感を支えに働く人に、むしろリスクが高い。

疲労には、体における疲れと頭を使った際の疲れ、人間関係や仕事での精神的な疲れの、大きく3つの疲れがある。
そのどれもすべて脳にある自律神経の中枢の疲れです。ここが全身を制御している。
内臓、筋肉、呼吸、心拍、血圧、血管の拡張・収縮、体温調節などの司令塔なんですね。

つまり体、目、頭、精神すべての疲れは自律神経に負担がかかって発生する。
それらの疲れは足し算で増えていきます。その合計がその人の1日の疲れを示す。
ところが隠れ疲労のように自分で疲れを自覚できないと、うまく足し算できない。それが実は危険なことなんです。

続きはソースで

東洋経済オンライン

6: 名無しのひみつ 2017/12/24(日) 07:30:55.76 ID:LqmhfWGH
赤ちゃんは、新生児の時の泣き声の音域が広いほど、1歳半時の言葉覚えが良いという研究成果を、
京都大の明和みょうわ政子教授らのグループがまとめた。

 泣き声で周囲の注意を引きやすく、言葉を学習する機会が増えて発達が進む可能性があるという。
23日、欧州の科学誌電子版に掲載された。

 明和教授らは、京都大病院(京都市左京区)で2011年から14年に生まれた107人の赤ちゃんについて、
妊娠から約40週にあたる時期に泣き声の周波数を調べた。

その後、1歳半になった時に、話せる語彙ごい数とつき合わせた結果、周波数の変化が大きい子の方が、
語彙数が多い傾向がみられたという。

 明和教授は「あまり泣かない子には周囲が意識的にスキンシップに努めるなど、育児の参考にしてもらいたい」と話している。

読売新聞

7: 名無しのひみつ 2017/12/24(日) 07:49:54.01 ID:lJQehrr2
研究熱心な医者と不勉強な医者、経営状態のいい病院と赤字の病院――どの医者に診てもらうか、
どの病院に行くかによって寿命が変わる時代がやってきた。拡がり続ける「病院間の格差」を徹底レポートする。

〈知識が更新されていない〉

「糖尿病専門医の立場から言わせてもらうと、他の病院から来た患者さんのカルテを見て、
この医者は知識が乏しいなと感じることがあります。なんで初診の患者さんに、
いきなり3種類もの薬を出しているのかと、首を傾げたくなることもある。

特に最近は医学が細分化されてきたので、内科医の場合、最新の医療知識に追いつけていない医者も少なくない。
それにより、患者さんが不利益を被っているのです」

こう語るのは、ともながクリニック糖尿病・生活習慣病センター院長の朝長修氏だ。

現在の医学はめまぐるしいスピードで進んでいる。昨日まで常識だったことが、
実は間違いだったという研究結果も次々と発表されている。それにともない、医者の「情報格差」が拡がっている。

たとえば、風邪を引いて病院に行くと「念のため抗生剤も出しておきましょう」と医者に言われた経験がある人は少なくないだろう。
だが、風邪に抗生剤が効くというのは、20~30年前の「古い常識」だ。

抗生剤はウイルス性の風邪やインフルエンザには効果がない。この情報は、現在の医学界において「常識」である。

それどころか抗生剤を飲むことで耐性菌(細菌の薬に対する抵抗力が高くなり、薬が効かなくなること)を
作り出してしまうことが近年、問題視されている。

医学の最新情報をフォローし、常に知識をアップデートしている医者と、
勉強せず昔の常識のまま同じ治療を続けている医者では、当然、治療結果にも差が出てくる。

医者は常に勉強することが求められる。だが、すべての医者が勤勉で高い意識を持っているとは限らない。

知識レベルが低い医者にかかったために、いつまでたっても治らず、より悪化したり、
最悪の場合、死期を早める可能性もある。患者にとってはたまったものではないが、
いまの時代、「どの医者を選ぶかで治るか治らないかが決まる」と言っても過言ではない。
医者を見抜く目が患者にも求められているのだ。

では知識のない医者はどういう治療をしがちなのか。具体的に病気別にみていこう。

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週刊現代

8: 名無しのひみつ 2017/12/24(日) 07:58:44.74 ID:RR+5Oh8V
躁とうつを繰り返す双極性障害(躁うつ病)は治療が困難とされてきた。
その理由の一つは、うつのときに抗うつ薬を飲んでも満足に効かないことだ。
しかし、今年10月、双極性障害のうつに効果が期待される新薬が登場した。

 双極性障害は、以前から「躁うつ病」という病名で知られていたが、
最近では二つの極を揺れ動くという意味でこう呼ばれている。
躁状態が顕著で激しい双極I型障害(I型)と軽躁状態しかない双極II型障害(II型)に分類される。
一生のうちに罹患する割合はI型、II型合わせて1%弱とみられ、大きな男女差はない。

 原因はいまなお不明だが、理化学研究所の加藤忠史医師らは、
2006年に脳の活動に必要なエネルギーをつくりだすミトコンドリアの機能障害と関連する可能性があると報告した。
こうした遺伝的要因にストレス、生活リズムの乱れなどが加わると発症しやすくなると考えられている。加藤医師はいう。

「I型の場合、激しい躁状態に入ると、周囲の人々が『まるで人が変わったようだ』と驚くほど性格や言動が変わってしまうのが特徴です。
高揚感、万能感に満ちあふれ、ろくに寝ないで行動し、無謀な事業に手を出したり、投資やギャンブル、酒場での豪遊、
買い物などに大金をつぎ込んだりします。
また、高揚感を通り越して焦燥感にかられ、わけもなくイライラして当たり散らしたりすることもあります」

 周囲の人々がこうした異常な言動をいさめると、
本人は「これが自分の本来の姿であり、正しいことをしている」と信じているため激高し、
反論したり暴力をふるったりする。巻き込まれた家族や同僚はとても耐えきれず、
家庭生活や社会生活が破たんしかねない。

 一方、うつ状態に転じると、躁状態のときに周囲の人々にかけた迷惑や不始末への後悔も相まって、
自殺を図ることもある。実際、双極性障害の患者の自殺率は一般人口の25倍以上、うつ病の約2倍と高い。

 双極性障害では躁状態よりうつ状態の期間のほうが長く、患者が受診を考えるのも主にうつ状態のときだ。
しかし、うつ病を疑って受診した患者の約6人に1人が双極性障害であったという報告もある。
特に軽躁状態しかないII型の場合、うつ病と区別がつきにくい。

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AERA dot. (アエラドット)

9: 名無しのひみつ 2017/12/24(日) 08:13:24.33 ID:a6YrGJBh
冬になると気温が低くなって体調を崩しやすくなるうえに、
空気が乾燥することでウイルスの活動が活発になってインフルエンザが流行するようになります。
病気にかからないためには「手を良く洗う」「マスクを着用する」などさまざまな対処法がとられていますが、
その中にはきちんと効果が期待できるもの、そして逆に実は全く効果がないものなどが混在しています。
実際にはどのようにしてインフルエンザなどの病気は伝染するのか、
そして病気にかからないためにはどうすれば良いのか、
スミソニアン研究所が運営するSmithonian.comでは6つのポイントについてまとめた記事を掲載しています。

Trying Not to Get Sick? Science Says You're Probably Doing It Wrong | Science | Smithsonian

◆1.会話やくしゃみはもちろん、息をするだけでもインフルエンザは伝染する

「くしゃみで風邪がうつる」というのは広く知られていることですが、実際には相手と話をしたり、
さらには普通に息をするだけでもインフルエンザウイルスは飛散して他人に伝染してしまうことがあります。
呼吸することで人間の体からはごく微細な飛散物が排出されているのですが、2013年に発表された論文によると、
この飛散物には、くしゃみによって生じた飛散物の8.8倍ものウイルスが含まれていることも明らかになっています。

また、会話をするだけでも飛散物は作り出されるほか、テンションが上がって口論になると、
飛散物の量は50倍にも増えて病原体をまき散らすことにつながるとのこと。
冬場は激しい口論は避けておくのが病気を避けるうえでは大切なのかもしれません。

◆2.マスクはあまり効果がない

これは日本でも広く知られるようになってきたことですが、
マスクは病気にかからないようにするために着けるのではなく、病原体を持っている人が飛散を防ぐために使う、
というのが本来の目的です。インフルエンザウイルスの大きさは1mmの1000分の1の、さらに1000分の1程度しかないため、
マスクの編み目をいとも簡単に通過してしまいます。マスクが果たす役割とは、前述のような飛散物をせき止めることで、
ウイルスが拡散されることを防ぐところにあるのです。もし病原体を持つ人が近くにいたとして、マスクなどの措置をとっていないとすると
、いくら自分がマスクを着けていたとしても防御効果はほとんど期待できないとのことです。
しかし一方で、マスクをつけることによる保湿効果で、粘膜からのウイルスの侵入を防止することにはつながります。

◆3.手を握る程度ではウイルスはうつらない

風邪を予防するための方法として、手を洗って病原体を洗い落としてしまうことは一定の効果があると考えられています。
しかし、インフルエンザウイルスに関しては効果はありません。
カリフォルニア大学バークレー校のジョン・シュワルツバーグ教授によると、
インフルエンザウイルスは鼻や口の粘膜に直接触れることで取り込まれるため、
そこに手の関与の有無はほとんど関係ないとのこと。

◆4.病気の人が触れたモノが危険

前項ではウイルスについて述べられていましたが、
一方で風邪の元となる病原体は手の接触やモノを介した伝染があり得るとのこと。
病原体を持つ人が何かを触れると、その物体にウイルスが最大で72時間にわたって存在し続けるという(PDF)研究結果が発表されています。
また、カゼやインフルエンザの病原体は、革などの柔らかい素材よりも、
金属のような固い物体の表面により長くとどまることもわかっています。

GIGAZINE

続く)続き)

◆5.ビタミンCを採りまくれば良いというわけではない

「風邪を避けるためにビタミンCをたくさん採るようにしよう」という対策には、一定の効果があります。
しかしこれは、ビタミンCの量が多いほど免疫力が高くなるというわけではありません。
人体に作用するビタミンCの量には上限があり、
それ以上に取り込まれたビタミンCは使われることなく体外に排出されてしまいます。
そのため、ビタミンCを採るときには「不足しないように多めに採ることを心がける」という考え方が適切です。

◆6.「万能ワクチン」に期待

インフルエンザのワクチンは、
その年に流行するウイルスのタイプを南半球での流行データをもとに予測して生産されます。
そのため、年によっては予測が外れて流行が拡大することも十分にあり得ます。
しかし現在は、いくつものタイプのウイルスに効く「ユニバーサルタイプ」のワクチンも開発されており、
アメリカで流行するウイルスの95%、全世界でみても88%のウイルスに有効なワクチンの開発が計画されており、
今後生産が始まるとワクチンの効果がさらに高まることも期待できるとのことです。

GIGAZINE

10: 名無しのひみつ 2017/12/24(日) 08:21:27.28 ID:/WvOrm5l
[東京/ニューシャテル(スイス) 26日 ロイター]
米食品医薬品局(FDA)は、フィリップモリスインターナショナル(PMI)(PM.N)が開発し
先駆的な商品となる可能性のある加熱式たばこ製品の発売を承認するかどうか検討を行っている。
結論は来年にも出るとみられるが、同社の元社員や契約者など関係者はロイターの取材に対し、
FDAへの申請の根拠となっている臨床試験にいくつかの不備があったと指摘している。

「iQOS(アイコス)」というこの製品は、たばこを燃焼させず加熱することによって、
従来のたばこと比べ発がん性物質のレベルや有害物質を低減することができるとしている。
同社はiQOSなどの新たなたばこ製品の開発に、すでに30億ドル以上を投じてきた。
その一環として、臨床試験に基づくものなど科学的な検証結果を公表している。

PMIで2012年から2014年まで働き、iQOSの臨床試験に携わったタマラ・コバル氏は、
試験を担当した医師や医療機関の資質に疑問を呈している。
コバル氏は試験のプロトコルの共同執筆者の1人でもあったが、試験の不備を指摘したところ、
ミーティングから外されたという。

臨床試験を実施した数人の治験責任医師(Principal Investigator=PI)とのインタビューの中でも、
いくつかの不備が見つかった。1人の医師は、たばこに関しては知識がない、と述べた。
ある試験では、被験者へのインフォームドコンセントという基本的な手続きを踏んでいなかったことがわかり、試験は中止された。

別の試験では、人間が1日で出す量を大きく超える多量の尿サンプルを医師が提出したと、
同社の2人の元社員が明らかにした。

さらに別の医師は、企業が出資して行う臨床治験は信用できないものだと語り、
治験というのは医学的目的というより商業的な目的で行われる「汚い」ものだと述べている。

ロイターが取材で得たこうした情報について、PMIは文書で「全ての試験は適格な資格のある、
訓練された責任医師によって行われた」とした。「FDAの調査官がすでにいくつかの医療機関を査察した」とし、
試験の不備に関しては、すでに対応策をとっていると答えた。

さらにPMIは「われわれのポリシーは、違法行為や当社の方針に反する行動が疑われる場合、
それらを率直に指摘することを奨励しており、指摘したことに対する報復は許容されない」と回答した。

ロイターは、同社がFDAに結果を提出した8件の臨床試験を担当した11人の責任医師のうち、
5件を担当した6人にインタビューを行った。さらに公表されている数百ページに及ぶPMIの試験報告書を検証した。

その結果、責任医師の一部にトレーニングの不備やプロフェッショナリズムの欠如がみられ、
試験の結果について十分な確認作業が行われていないことがわかった。

FDAの元幹部と2人のサイエンスアドバイザーを含むたばこ研究・政策の専門家グループに
ロイターの記事とPMIの回答を検証してもらったところ、PMIの臨床試験には、懸念をもたらす点があると指摘した。

1990年から97年までFDA長官を務めたデビッド・ケスラー氏は
「全体として、彼らには、適切でうまくコントロールされた治験を行うための高度な知識がないことが明らかだ」と述べた。
「悪意があったと言うつもりはないが、単に高度な知識の欠如がみられる。
これは(治験が)PMIの専門とするところではないからだろう」と語った。

もし、FDAがすでに試験が行われた施設の査察を行っていたとしたら
「丁寧に結果を精査し、査察の対象を拡大する必要があるかもしれない」とケスラー氏は言う。
同氏はエール大学の医学部長を務めた経験もある。

続きはソースで

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