【医療/医学ニュース】2017-2018冬 part1

≪概略≫
1.「骨ねじ」
2.肉食
3.クローン病
4.「精子ボット」
5.「老化」
6.世界最長記録
7.体内時計
8.肺機能
9.ライム
10.酸素摂取力

注目ワード【体内時計】 
生物時計ともいい、生物が生まれつき備えていると考えられる時間測定機構。
睡眠の周期や行動などに大きな影響を及ぼしており、
夜行性・昼行性の動物の生存にとって重要な「時間的住み分け」と
「行動の時間配分」を行っているとされている。

1: しじみ ★ 2017/12/17(日) 07:20:21.88 ID:CAP_USER
島根大医学部(島根県出雲市)が、患者自身の骨を加工した「骨ねじ」を使って骨折部分を固定する新たな治療に取り組んでいる。
国内初の臨床応用として10年間で患者12人に手術し、8割を超す10人は術後の経過が良好という。
研究グループは「骨ねじは異物反応がなく、金属ボルトのように再度の除去手術も必要なく、患者の負担も減らせる」としている。

 研究グループの内尾祐司教授らが15日に成果を発表した。
内尾教授らによると、骨折の固定手術を行う際、すねなどからピーナツ程度の大きさの骨片を採取。
手術室に置いた加工機を使ってその場でねじに加工し、骨折を固定する。術後数カ月で周りの骨と同化し、
採取した部分の骨も自然に修復されるという。

 2006年に大学の倫理委員会の承認を得て臨床研究を開始。今年までに10代後半~60代の男女12人が手術を受けた。
10人は骨の結合など経過が良好で、うち7人は術後1年以上経過した。
一方、合併症による再手術が1例、退院後の採取部分の骨折が1例あった。
研究グループは「手術の成功率は通常の治療と比べても遜色ない」としている。

 治療法は人気テレビドラマ「ドクターX」でも紹介された。
島根大は現在、地元企業などと新型の加工機を共同開発しており、今年9月に試作機が完成。
従来約1時間かかっていた加工時間の短縮、ねじ以外の形状への加工などを目指している。

関連ソース画像
https://amd.c.yimg.jp/im_siggtRQPNqupaZVL7K_wZjPH.A---x280-y400-q90-exp3h-pril/amd/20171216-00000002-mai-000-5-view.jpg

毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20171216/k00/00m/040/209000c

2: 名無しのひみつ 2017/12/17(日) 07:21:10.42 ID:9jyM6Xsw
私たちの祖先はもともとベリーや花などを食べるベジタリアン的な食生活を送っていましたが、
ホミニンが種やナッツを食べるようになってから摂取する脂肪のレベルが上がり、食物繊維のレベルが下がりました。
これによって、ヒトの体は肉を受け付けるようになり、250万年前ごろから肉食が始まりました。

では現代において、ヒトが肉だけを食べ続けるとどうなるのでしょうか。

まず、レンズマメ、豆、ブロッコリーといった食物繊維を多く含む食べ物を摂取しないと、便秘気味になり不快感を感じます。


また、エネルギーを生み出す最もシンプルな方法は炭水化物をグルコースに変換することなので、
炭水化物をとらないと体を構成する脂肪が燃やされタンパク質が分解されることに。

タンパク質からグルコースを作ることを糖新生といい、生成は肝臓で行われますが、
これと同時に作られた窒素廃棄物は尿へと排出されることになります。

しかし、尿に含まれる窒素廃棄物が多すぎると、吐き気や下痢、
場合によっては致死に至るタンパク質中毒を引き起こすこともあるとのこと。

脂肪分の少ないうさぎの肉ばかり食べていると、肉を食べているにも関わらずどんどん痩せていきます。
このことからプロテイン中毒は「rabbit starvation(うさぎ餓死)」とも呼ばれます。

また、人間は体内でビタミンCを合成できない生き物であり、ビタミンCの欠乏も死にいたる可能性の1つです。
野菜や果物からビタミンCを取り入れることができないと人体は腱・靱帯・肌で効率的にコラーゲンやタンパク質を作りだせず、
壊血病のリスクが増したり、傷の治りが悪くなったり、歯茎の状態が悪化したり、人格が変わることもあります。

これらの治療が行われないと感染症や多量失血から死ぬこともあります。

ただし、生肉を食べることで、上記のような状態は避けることが可能。

熱によってビタミンCは破壊されてしまいますが、生肉や鯨の脂肪には100gあたり36mgのビタミンCが含まれているためです。
壊血病は1日あたりのビタミンC摂取量が10mg未満で引き起こされると言われているので、
生肉を食べていれば壊血病は防げると考えられます。

気温が低く、厳しい環境で暮らすイヌイットの食生活では、乳製品や植物製食品、炭水化物がほとんど食べられず、狩りや釣りで得られたものがほとんどです。
それにも関わらず、イヌイットの心疾患での死亡率はアメリカ人やカナダ人の半分ほど。

イヌイットのように肉ばかり食べて健康を得ようと思うなら、まずは肝臓などのビタミンAやビタミンDが豊富な内臓を食べること。
ビタミンAは骨や眼球にとって必須の物質で、ビタミンDも骨にとって重要です。
また、脂肪の多い魚はオメガ3脂肪酸が豊富であるため、心臓や血管系によい影響をもたらします。

そしてイヌイットは大きな肝臓を持ち尿の量が多く、糖新生に耐えられる体になっているからこそ、
タンパク質中心の食生活でも耐えられるとも言われています。


さらに、近年の遺伝子研究でグリーンランドに住むイヌイットのゲノムが調べられたところ、
コレステロールや中性脂肪から体を守る遺伝子の変化が見られたとのこと。


つまり、肉だけを食べて生きていくことは可能であるものの、
覚えておくべきなのはイヌイットが肉中心の食生活を送っているのは必要に迫られてのことだということ。
脂肪が多い食生活を送り十分な体重を得ることで食べ物が少ない状況に耐え狩りを行うことが可能になるのです。


これは現代の都市部における「炭水化物を抜いて痩せよう」という考え方とは反対の発想。


鯨の脂肪を生で食べたり、内臓を食べたり、自分に有利に働くよう遺伝子を変化させない限り、
いろんな栄養素をさまざまな食品群から取り入れる食生活を送る必要があるわけです。

関連動画
What If You Only Ate Meat? https://youtu.be/BNAgri-C8Y0

GIGAZINE

3: 名無しのひみつ 2017/12/17(日) 07:29:44.70 ID:77hQ5j/M
小腸の末端部、回腸などに炎症が起こる難病「クローン病」の発症メカニズムの一端を、
大阪大の香山尚子助教(免疫制御学)らの研究グループがマウスを使った実験で解明した。
異常な免疫細胞が肝臓で作られた胆汁酸に触れ、腸内で暴走して炎症を起こすとみられ、新たな治療法の開発も期待される。
研究成果は20日、米科学誌イミュニティー(電子版)に掲載された。

腹痛や下痢が続くクローン病は国指定の難病で、10~20代で発症する人が多く国内の患者数は約4万人。
食の欧米化で脂肪の摂取量が増えたことで患者数も急増しているとされるが、はっきりした原因は分かっていない。

 香山助教は米国の研究機関との共同研究で、免疫細胞のリンパ球の表面に出現する特殊なたんぱく質に着目。
たんぱく質が出現していない異常なリンパ球を持つマウスを作ると、正常なリンパ球を持つマウスより回腸で炎症がひどくなった。

 回腸には胆汁酸を吸収する役割がある。
そこでマウスの餌に胆汁酸を吸着する樹脂「コレスチラミン」を混ぜて投与すると、炎症が抑制できた。
これは胆汁酸と異常なリンパ球が触れ合わないようにすることで、炎症を起こす物質がリンパ球から放出されるのを防いだからだとみられる。

 クローン病や潰瘍性大腸炎の患者のリンパ球ではこのたんぱく質の働きが低下していることも判明。
ヒトでも回腸では同様のメカニズムで炎症を起こしていると推測できた。

 香山助教は「コレスチラミンはすでに脂質異常症の服用薬として使われており、
有効な治療法がなかったクローン病にも応用できるのではないか」と話している。

毎日新聞

4: 名無しのひみつ 2017/12/17(日) 07:31:47.77 ID:s8Sh4KZy
がん治療の新たな方法の1つとして、ライプニッツ固体・材料研究所のHaifeng Xu氏らが、
精子をがん腫瘍まで誘導して薬を運ぶという方法の研究を進めています。
この方法であれば、薬の服用量を制限されることなく治療が行えると考えられています。


Hijacked sperm carry chemo drugs to cervical cancer cells | New Scientist

精子がどのように誘導されるのかは、公開された映像から確認することができます。

動画
Sperm used to deliver chemo drugs to tumours https://youtu.be/cLY5wUOyU68

この映像は、シャーレ上で子宮頸がん腫瘍に向かっていく「精子ボット」を捉えたもの。
精子ボットとは精子に小さな磁気ハーネスを取り付けたもので、精子には抗がん剤が付与されています。


精子ボットの誘導は磁力で行われます。腫瘍に到達するとハーネスが外れ、精子は腫瘍へと突入します。

この手法では、3日間でがん細胞の87%が死滅した一方、疲労や吐き気など、化学療法を実施したときに起こる副作用は出なかったとのこと。
Haifeng Xu氏らによれば、がん以外に、子宮内膜症や子宮外妊娠などの治療にも役立てられる可能性があるとのことです。

関連ソース画像
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no title

GIGAZINE


5: 名無しのひみつ 2017/12/17(日) 07:36:26.14 ID:j9j0PIRQ
世界中の研究者が、いま、競い合うように「老化」の研究を進めている。
そんななか、その原因となるひとつの物質が見つかった。いったいどんなものなのか。
そして、「老い」を止めることはできるのか。

認知機能にも関係する

「老化を進める原因物質のひとつが、オステオポンチンであることは間違いありません。
まだ研究の途上で、仮説段階ではありますが、今後、このオステオポンチンを人為的に減らす技術を開発することができれば
『若返り』も可能だと考えています」(慶應義塾大学医学部循環器内科の佐野元昭准教授)

老化を止めることは、古くからの人間の夢だった。現代においてその熱意はいままでになく高まっている。
心筋梗塞や脳卒中、がんといった病気は、それぞれに対応した治療しか施すことができない。

しかし、そうした病気の大元にある体のネガティブな変化=「老化」を緩やかにすることができれば、
複数の病気に、一挙に対処することができるからだ。

そもそも老化の原因は何なのか。

近年その有力な「答え」のひとつとして、医療関係者から熱い注目を浴びているのが、
「オステオポンチン」というタンパク質である。

昨年4月、医学系専門誌『クリニカル・ケミストリー・アンド・ラボラトリー・メディスン』に、驚くべき疫学研究の論文が掲載された。

ニューヨーク大学のランゴーン医療センターに所属し、循環器系を専門とするファビアン・サンチス=ゴーマー博士らによるものだ。

研究の内容は、100歳を超え、かつ大きな病気を抱えていない「健康長寿」のグループと、一般の70代のグループとの間で、
血中のオステオポンチンの量を比較するというものだった。

その結果、70代のグループに比べて、「健康長寿」のグループではオステオポンチンが圧倒的に少ないということが明らかになったのである。

「つまり、健康に年を取っている人、体の老化が進みにくい人は、体内にオステオポンチンが少ないということがわかったのです。
オステオポンチンこそが、生物の老化を進める原因のひとつだと言えます」

こう語るのは、前出の佐野氏。同氏は、かねてよりオステオポンチンに注目してきた研究者だが、
まだまだ、この物質が持っている「老化を進める力」に驚かされることがあるという。

「今年の夏、テレビ(『名医とつながる!たけしの家庭の医学』7月11日放送分)でオステオポンチンを紹介した際に、
テレビ局と協力して、ある実験を行いました。

とくに健康状態に問題のない60代の男女に集まってもらい、認知機能、骨密度、血管年齢を測定し、
そのうえで、それぞれの血中のオステオポンチンの量も測るというものです。

すると、骨密度、認知機能などの点において、老化が進んでいた人のほうが、
血中のオステオポンチンの量が多いという傾向が、ハッキリと表れたのです」

一例を挙げれば、60代で骨密度も実年齢並みという被験者の男性は、
血中のオステオポンチンの量が9・26ng/mlであったのに対し、60代ながら骨密度は80代並みという被験者の男性は、
27・06ng/mlだった。老化が進んでいる人のほうが、3倍近くもオステオポンチン量が多かったのである。

「老化の進行度合いによって、少しは違いが出ると思っていましたが、まさかここまで明確に数字の差が出るとは、
私も予想していませんでした」(佐野氏)

続きはソースで

現代ビジネス

6: 名無しのひみつ 2017/12/17(日) 07:36:59.98 ID:dCz8EsSG
(CNN) 米テネシー州で、25年間凍結保存されていた受精卵を移植された女性が、無事女の子を出産した。
これまで出産に成功した受精卵の凍結期間は20年が最長とされ、25年は世界最長記録だという。
エマ・ギブソンちゃんは11月25日に誕生した。体重約2.9キロ、身長約50センチで、健康状態も良好。
母となったティナ・ギブソンさん(26)は、「神様からの大切なクリスマスの贈り物」と目を細める。
全米受精卵提供センターから提供された受精卵は、25年前の1992年10月14日に凍結され、
今年3月13日に解凍された。母のティナさんはこの時25歳。
「受精卵と私は親友になっていたかもしれない」と驚いた様子だったが、それでも「ただ子どもが欲しかった。
世界記録だろうと何だろうと気にしない」と話す。
父親のベンジャミンさん(33)も、血のつながりはなくても心から自分の子どもだと思えると話し、
「一目見た時から恋に落ちた」と喜びを語った。
体外受精用の受精卵は、匿名のカップルから全米受精卵提供センターに提供され、凍結保存されている。

ギブソンさん夫妻は、夫が男性不妊の原因となる嚢胞(のうほう)性線維症だったことから養子縁組を考えるようになり、
「受精卵の里親」になることを選んだ。
約300の候補の中から、提供者に関する情報をもとに選んだのが、たまたま世界記録となる受精卵だったという。
今回は移植された受精卵3個のうち1個が着床して妊娠に成功した。
ティナさんは、同じ提供者からの受精卵を使って再び妊娠に挑戦することも考えているという。

画像:体重約2.9キロ、身長約50センチで、健康状態も良好
no title

CNN


7: 名無しのひみつ 2017/12/17(日) 07:37:02.82 ID:lrFEf/jt
私たち人間の身体には、約24時間周期で変化する「体内時計」が備わっており、
睡眠や行動、代謝などのサイクルやパターンに影響を与えている。
さらに、最近の研究結果によると、体内時計には、がん細胞の増殖を抑える作用も存在する可能性があるそうだ。

〈体内時計が腫瘍抑制としても機能する可能性がある〉

独シャリテ大学病院のアンジェラ・レロージョ博士を中心とする研究プロジェクトは、
2017年12月、学術雑誌「プロス・バイオロジー」において、
「代謝やDNA修復、細胞周期といった分子の時間依存性プロセスを体内時計が制御しているとすれば、
これが腫瘍抑制としても機能する可能性がある」との研究論文を発表した。

通常、外界の明暗環境と同調して動いている私たちの体内時計は、がんなどの疾病によって乱されることがある。
しかしながら、体内で細胞が増殖する際は、"細胞周期"(ひとつの細胞が二つの娘細胞を生み出す周期)と呼ばれる、
体内時計とは異なるサイクルに従う仕組みとなっており、多くのがんは、この細胞周期を機能不全にさせたり、
過活動にさせることで、腫瘍細胞を制御不能に増殖させている。

つまり、体内時計と細胞周期は、これらが結合することによって細胞の運命決定に影響を与えているという点で、
重要な役割を担っているわけだ。

体内時計の乱れを、がんの兆候のひとつとして捉えるべきか
そこで、この研究プロジェクトでは、細胞周期を制御する「Rasタンパク質」と、
がんを抑制する「INK4A」と「ARF」という2種類のタンパク質を摂動させたところ、
体内時計と細胞周期とが相互に作用し合うことがわかった。

この研究結果によれば、「Rasタンパク質」が、生物に本来備わっている約24時間周期の概日リズムを制御するのみならず、
「INK4A」や「ARF」を通じて体内時計にも影響を及ぼす一方で、
体内時計が、細胞の運命を決定する調整因子として重要な役割を担い、
がん予防のメカニズムとしての機能を有する可能性があるということになる。

この研究論文の筆頭著者であるレロージョ博士は、
「この研究結果は、体内時計が腫瘍抑制として機能しうることを示すものであり、体内時計の乱れを、
がんの兆候のひとつとして捉えるべきかもしれない」と考察。
体内時計ががん治療に関連性を持つ可能性をふまえ、今後、従来のがん治療が見直されるかもしれない。

ニューズウィーク日本版

8: 名無しのひみつ 2017/12/17(日) 07:38:06.39 ID:qEddkmsb
【12月22日 AFP】
1日に2個以上のトマトを食べた人は肺機能の低下率が緩和されるとの研究結果が21日、
医学誌「European Respiratory Journal」で発表された。とりわけ元喫煙者に効果があり、
特にリンゴなど果物を1日に3カット以上食べていた人にも同様の傾向が見られたという。

 論文の共同執筆者で、米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)
ブルームバーグ公衆衛生学部(Bloomberg School of Public Health)のバネッサ・ガルシアラーセン(Vanessa Garcia-Larsen)氏は声明で、
「喫煙をやめた人の肺の損傷の回復に、食事が役立つかもしれないことを今回の研究は示している」と説明。
「また喫煙の習慣がなかった人の場合でも、果物の豊富な食事が肺の自然な老化を遅らせる可能性も示唆している」と指摘した。

 今回の研究では、2002年にも実施された健康調査に参加したドイツ、英国、ノルウェーの680人から取得したデータを分析。
調査対象者には10年後に再び質問に答えてもらい、2種類の肺機能検査を受けてもらった。

 また食事と肺の健康の関連性を分析するに当たり、
調査対象者の年齢、身長、体重、性別、収入、運動習慣のレベルといった別の要因も考慮されたという。

 その結果、通常は30歳前後から始まるとされる肺機能の低下において、
トマトや果物を多く摂取する人は低下率が減少することが判明。特に元喫煙者にはその相関性がさらに「著しく」現れたという。
研究者らは、トマトや果物をたくさん取る食事が喫煙でダメージを受けた肺の回復に一役買っていることを示唆すると述べている。(c)AFP

AFP

9: 名無しのひみつ 2017/12/17(日) 07:52:20.28 ID:SRBk2eWW
かんきつ類のライムを日光のもとで素手で大量に絞ると、ライムの皮に含まれる物質が紫外線と反応し、
人の皮膚に深刻な炎症を引き起こす恐れがあることが松山市の皮膚科医の検証実験でわかりました。


松山赤十字病院の皮膚科の雲財崇医師は、この秋、かんきつ類のライムを日光のもとで素手で大量に絞った男性に、
両手の甲が腫れ上がり、その後、皮膚がただれる炎症が出たことを受けて実証実験を行いました。
実験では「ライムの果汁」と、「皮から出るオイル」とをそれぞれ腕に少量塗り、紫外線を10分間あてて調べた結果、
皮から出るオイルを塗った皮膚の部分だけが激しい炎症を起こしました。

雲財医師は、「ライムの皮に含まれる『ソラレン類』という物質が紫外線を浴びることで皮膚の細胞にダメージを与えた恐れがある」と分析していて、
体質に関係なくこうした炎症が起こるおそれがあるということです。

「ライムだけでは有害にはならない」とした上で「屋外で、素手で絞るのは控えて欲しい」と注意を呼びかけています。
雲財医師は、今月上旬に徳島県で開かれた皮膚科医の学会でこの実験結果を発表したほか、
今後、医学誌への掲載も予定しているということです。

NHK 愛媛のニュース

10: 名無しのひみつ 2017/12/17(日) 07:57:34.49 ID:MLTTkHBe
「女性よりも男性の方が力が強くて身体能力が高い」と思われることも多いものですが、
運動時に酸素を取り込む能力を含めた総合的な運動時の身体能力という観点に立つと、
実は女性の方がより優れているという研究結果が明らかにされています。

Sex differences in the oxygen delivery, extraction, and uptake during moderate-walking exercise transition - Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism

Women Are Naturally Fitter Than Men, Study Says | Time

この研究結果は、カナダ・ウォータールー大学の研究チームが発表したもの。
同チームが実施した検証実験には、身体の肥満度を示すBMIが同一レベルにある人物を男女それぞれ9人、
合計18人が集められ、トレッドミルの上で歩いた際の状態を観察しています。

被験者は簡単なウオーミングアップを行ってからトレッドミルに乗り、徐々にスピードを上げながら歩行を行い、
最大心拍数の80%に達するまで強度を上げていきました。この時、被験者は調査用のマスクを装着しており、
吸い込んだ酸素の量と吐き出した二酸化炭素の量が計測されています。

研究チームの一員で論文の執筆者でもあるリチャード・ヒューソン運動生理学教授はこの調査の目的について、
「休息状態から運動状態に移行した際に、どのぐらい早く酸素摂取量が増加するのかを計測することです」と語ります。
そしてここからわかることは、もし身体がそれほど強くない場合、運動強度の増加に体はそれほど早く適応できないということ、
そしてその結果、実際よりも強度が高いと判断して運動を避けてしまうことで、さらに体が強くない状態へと進んでしまうと述べています。

ヒューソン氏によると、酸素摂取力は身体のトータルな運動能力を示す指針です。
そしてこの能力は、男性よりも女性の方が優れていると語ります。
研究チームが行った検証では、運動量増加に適応するまでに要した時間は、男性が42秒だったのに対して女性は約30秒だったとのこと。
数値的には女性は男性よりも約30%も酸素摂取力が高く、身体の効率性の観点において男性に対して明確な優位性が示されているといえます。

さらに研究チームは、女性の体は体内に酸素を運搬して体じゅうの組織に届ける能力でも男性より秀でていることを明らかにしており、
ここからも運動強度の増加に対する女性の体の反応の高さが浮き彫りになっています。
ヒューソン氏はこの結果から、「男性は女性よりも少し力が強く、動きも速いものですが、
だからといって総合的に身体能力が優れている、ということはできません」と述べています。

ヒューソン氏によると、身体能力は「最大有酸素性パワー」などの指針によって示され、
運動強度の変化により素早く適応できることは、身体能力と健康度が高いことを意味しているとのこと。
今回の実験では、一般的な人物を対象に検証が行われましたが、
今後同チームではエリート級の運動選手を対象に同様の検証を行うことで、
男性と女性の身体能力の違いについての研究を進める方針が示されています。

GIGAZINE

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